【遮熱問題】実証は、かなり難しい
実は、この「遮熱塗料の効果」の件はホームページ上で話題にするか、しないのかで、随分と考えていました。
なぜかと言うと、遮熱塗料の一般住宅での確かな効果は、なかなか実証出来ないからです。
実験データとしてでは無く、同じ条件で「塗った時」と「塗っていない時」を比較する事がどうしても難しかったのです。
遮熱塗料のJIS規格とは?
そんなある日、ついに参考にすべきデータが見つかりました。
平成2 0年9月2 0 日付けで「経済産業省産業技術環境局 産業基盤標準化推進室」が発表したデータで、
「遮熱塗料の性能評価のためのJIS を制定」というタイトルです
http://www.jisc.go.jp/newstopics/2008/20080919syanetutoryou.pdf
この中の実験データで、ついに私達の「経験と勘」通りの結果が出たのです。
一般塗料と遮熱塗料を、同じタイプの建物で塗り分けた比較データが公表されたのです。
要約すると…
気温が30℃を超えた室内気温上昇の記録で、
その気温差は1.7℃~2.2℃という結果でした。
また、別の実験では、エアコン稼働実験にて、
電力削減結果は、7%という結果だそうです。
【追記】このJIS規格は、あくまで「遮熱塗料の測定方法」を定めたもので、上記の効果は参考値です。
省エネ効果のJIS規格は下記に記事を追加しておきました。
メーカーの公表しているデータは… ?
それに引き換え、塗料メーカーの資料は具体性がありません…
日本ペイント→http://www.nippe-showbiz.com/eco/index5.html
エスケー化研→http://www.sk-kaken.co.jp/shanetsu/sh_page02.html
日本特殊種塗料→http://www2.nttoryo.co.jp/product/interrupt_fever/roof.html
いずれも、はっきりしたデータは、
・屋根表面温度が下がる
・効果の実証は鉄板屋根
といったものばかりです…。
【追記】遮熱塗料の「省エネ効果」のJIS規格とは?
前出の記事の後で、JIS規格の運用について調べていると、まだ続きがある事が分かりました。
「平成24年度エネルギー使用合理化基盤整備事業 (塗料の省エネルギー性能評価方法調査) 「経済産業省委託事業」というタイトルです。
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2013fy/E003071.pdf
これは、前回の遮熱塗料のJIS規格には無かった【室内への省エネ効果】についての基準をつくるのが目的です。
この精度の運用開始は平成29年度の予定です。
この規格が広まれば「遮熱塗料による効果」の部分で誇大広告が出来なくなります。
もちろん規格をクリヤー出来ない塗料もハッキリしてしまいますし、基準を満たす塗料は「お墨付き」となります。
やはり公の機関が予算を取ってしっかりと基準を作れば確かな評価になります。
お客様に確かな塗料を提案できるので、この制度が出来ると遮熱塗料が標準的な塗料になる日が近づくかもしれません。
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